IFRSを勉強するにあたって、何か資格試験を受けようと考えた場合に候補に挙がるのがIFRS検定です。
IFRS検定はICAEW(ロンドンに本拠地を置くイギリスの公認会計士協会)が実施している検定試験です。
IFRSの基本的な性格と、日本基準との違いを知るためには有用な試験と言えます。さらに、他のIFRSを学習できる試験の中でも珍しく日本語で試験問題が作成されています。ですので、英語の知識は不要な試験であるといえます。
一方で、IFRS検定試験でネックになるのは教材の乏しさと受験料金が高額である点です。
現状、IFRS検定に特化したテキストを入手することは困難であるといえます。唯一「「国際資格の専門校 アビタス/Abitus(https://www.abitus.co.jp/app_forms/form.php?product=IFRS&form_type=1)」」が講座を取り扱っているのみで、市販のテキストは販売されていません(唯一、アビタスから入門書が発売されています)。
また、受験料が高額で、¥47,300(早期割引価格:¥40,700(先着30名))(11月7日現在)ほかの試験に比べて受験のハードルが高いと言われています。。
しかしながら、日本語で受験可能である点を重視する方や、計算よりも概念の勉強をしたい方にはお勧めの試験となっています。
末尾には、IFRS検定に対応も可能なテキストのリンクですので、参考にしていただければと思います。
以上、IFRS検定についてでした。
『(桜井 久勝 )テキスト国際会計基準 新訂版 (日本語) 単行本 – 2018/11/26』
『(橋本尚 (著), 山田善隆 (著))IFRS会計学基本テキスト(第6版) (日本語) 単行本 – 2018/9/8』
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